仙台、復興支援の音楽祭が開幕
欧州の伝統ある国際音楽祭「ルツェルン・フェスティバル」(スイス)が全面協力する音楽イベントが1日、仙台市で開幕した。国内外の演奏家によるクラシック公演や能の舞台などを通じ、東日本大震災からの復興を後押しする。9日まで。
この日は、ジャズバンドのリーダーを務める角田健一さん(63)と宮城県工業高校の吹奏楽部による公開授業があった。指導を重ね演奏の迫力が増すと、観客から大きな拍手が起きた。チューバを吹いた3年生の桃井祥真君(18)は「ジャズはお客さんと一緒に楽しむということを学べて良かった。自分たちのジャズで、被災した方を楽しませたい」と話した。
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