囲碁の第11回産経プロ・アマトーナメント予選は27日、大阪市の関西棋院で行われ、欧州のプロ棋士、アリ・ジャバリン初段(20)(イスラエル)が斎藤正八段を破り、同棋院の公式戦で初勝利を挙げた。欧州囲碁連盟所属のプロ棋士が、日本の公式戦に出場するのは初めて。
ジャバリン初段は予選決勝で中野泰宏九段に敗れたが「一つ勝ててとてもうれしい。いい碁が打てたと思う」と初勝利を喜んだ。
同連盟は今年からプロ制度をとっており、ジャバリン初段とパボル・リージー初段(19)(スロバキア)の2人が1期生のプロ棋士となった。リージー初段も予選に出場したが、結城聡九段に敗れた。
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