姫路城の主要通路は幅21m
兵庫県姫路市の姫路城跡で、江戸時代に城内の主要通路だった「三の丸大路」の跡が見つかり、同市埋蔵文化財センターが6日発表した。大路の幅を約21メートルと確認した。
センターによると、三の丸大路は、大手門と大天守の入り口を結ぶ南北約200メートルの通り。両側には、藩主の私邸や政務を行う「御居城」があった。江戸時代の絵図にも大路や建物が記されており、絵図の精度の高さが裏付けられるという。現在、大路は埋められ、広場になっている。
センターが発掘調査し、地表から深さ約40~90センチの4カ所で、大路に沿って両端にあった排水溝を確認した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。