吉本興業(大阪市)は29日、沖縄県宜野湾市に漫才師などのタレントや音響や映像などの技術者を育成する教育施設を設立すると正式発表した。若い才能を発掘しながら沖縄の経済活性化にもつなげたい考えで、2020年ごろの完成を目指す。総事業費は40億~70億円となる見込み。
吉本興業の担当者は「総合的な娯楽産業の振興とそれを担う人材を育成したい。雇用創出や観光客誘致にも貢献できれば」と話している。国内だけでなくアジアからも人材を呼び寄せ、エンターテインメント産業を沖縄県の基幹産業として育てていきたい考えだ。
教育施設名は未定。
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