京都御所、秋の一般公開始まる
京都御所(京都市上京区)で30日、恒例の秋の一般公開が始まった。秋晴れの下、訪れた多くの観光客は、赤や黄に色づき始めた木々に囲まれ、みやびな宮中の雰囲気を楽しんだ。11月5日までの7日間。
天皇、皇后両陛下が傘寿を迎えられたことを祝って、今回は公開期間を例年より2日延長。新御車寄に豪華な装飾を施した大型の牛車が展示されたほか、ふすま絵「四季花鳥図」や杉戸絵「西王母」などを見ることができる。
見学は、御所西側の宜秋門から入り、紫宸殿や御学問所を通って清所門を出るコース。入場無料で午前9時から午後3時半まで。1日に蹴鞠、2日に雅楽が披露される。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。