東大寺の仁王さんすっきり
奈良市の東大寺で16日、南大門にある2体の木造金剛力士像(国宝)のうち、口を開けた西側の阿形の修理作業が報道陣に公開された。
阿形は今月6日から約20年ぶりに修理が始まった。高さ約8メートルの像の周りには、作業用の足場が組まれ、12月まで通常の拝観はできない。
金剛力士像は1203年、鎌倉時代を代表する運慶や快慶ら仏師集団が制作した。風雨や紫外線の影響で付着したほこりや汚れが目立っていた。
口を閉じた東側の吽形は2015年度から作業に入る。
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