吉本興業(大阪市)が沖縄県宜野湾市にタレント育成拠点の設置を検討していることが25日、分かった。総事業費40億~70億円をかけて2020年ごろの完成を目指す。同社の担当者は「若い才能を発掘し、沖縄の経済活性化にもつなげたい」と話している。
吉本興業は2009年から宜野湾市で「沖縄国際映画祭」を開くなど、地元との関係が深い。新たにつくる育成拠点では、タレントによるイベントを開くなどして、観光スポットとしても活用したい考えだ。沖縄県や宜野湾市とも協議し、拠点の設置場所などについて協議を進めていくとしている。
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