宮沢りえさんに最優秀女優賞
第27回東京国際映画祭の授賞式が31日、東京・六本木ヒルズで開かれ、米国・フランス合作「神様なんかくそくらえ」(ジョシュア・サフディ、ベニー・サフディ兄弟監督)がコンペティション部門の最高賞「東京グランプリ」と最優秀監督賞を受賞、日本作品「紙の月」に主演した宮沢りえさんが最優秀女優賞に選ばれた。映画祭は同日、閉幕した。
「神様―」はニューヨークの路上で薬物に依存し、心も体も傷つけ合いながら空虚な日々を送る若者たちを描いた。
宮沢さんは銀行勤めの平凡な既婚女性が、若い男との不倫をきっかけに横領を重ね、窮地に陥る姿を演じた。
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