朝鮮通信使の記憶遺産申請へ加速
江戸時代の外交使節団、朝鮮通信使に関する記録を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の記憶遺産に登録する動きを加速させようと、通信使にゆかりのある自治体や民間団体でつくる「朝鮮通信使縁地連絡協議会」が8日、埼玉県川越市で総会を開いた。2016年の日韓両国による共同申請を目指し、連携強化を確認した。
総会には、通信使の宿泊地など関連のある国内の16自治体が出席。記憶遺産の申請対象となる文書や絵巻物を、国や自治体の文化財などから選び、来年2月までに国内候補の1次リストを作成することも報告された。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。