文枝さん、道後温泉の落語初披露
道後温泉本館(松山市)の改築120周年を記念し、落語家の桂文枝さんが24日、改築を実現した当時の町長伊佐庭如矢さんらをテーマに創作した落語を初披露した。
落語は「道後温泉へ行こう!」と題し、松山や道後温泉をしゃれや言葉遊びで軽妙にからかいつつも、逆境に負けずに改築を成し遂げた伊佐庭さんらをたたえる内容。会場となった本館2階の大広間には、観客ら約80人が集まり、桂さんがおはやしとともに登場すると大きな拍手が上がった。
桂さんは披露後「偉人がテーマだと難しかったが、120年前の熱い思いを少しでも伝えたいと思って作った」と語った。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。