ローマ、有名カフェが消える?
【ローマ共同】退廃的な上流階級の生活を描いたフェリーニ監督の映画「甘い生活」(1960年)の舞台になったローマの有名カフェ「カフェ・ド・パリ」が18日、家賃の滞納が原因で当局に退去を命じられ、営業を停止した。ANSA通信などが伝えた。観光名所としても人気のカフェが、ローマから消える可能性がある。
56年開業のカフェ・ド・パリは、高級レストランやホテルが並ぶベネト通りにある。2009年に犯罪組織との関係が明らかになり当局に差し押さえられ、現在は裁判所に任命された経営者が管理している。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。