東本願寺の御影堂門は日本最大級
真宗大谷派は19日、本山・東本願寺(京都市下京区)の御影堂門の耐震調査を初めて実施したところ、高さが約26・9メートルあり、日本最大級の高さの木造山門と確認されたと発表した。
御影堂門の飾り組子の欄間が単なる装飾ではなく、耐震構造になっていることも分かった。部材は経年や清掃の水まきで弱っており、屋根を軽量化し、欄間の枠組みを補強するなど耐震工事を進める。来年末までに終える予定。
真宗大谷派によると、現在の御影堂門は1911年に落成。約25・5メートルの東大寺(奈良市)南大門よりも高く、文化財に指定・登録されている木造山門では日本最大という。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。