「捏造ない」と全日展会長
文化庁などが後援する書道の公募展「全日展」が昨年の鳥取県知事賞を返還してきたことについて、平井伸治知事は17日、主催団体「全日展書法会」に謝罪を求め、抗議文を出した。
県文化政策課によると、県職員から抗議文を受け取った同会の龍源斎大峰会長は「不手際をおわびする。捏造はしていない」と釈明したという。
県は全日展への知事賞の交付を見合わせるとともに、過去の受賞者も架空人物と判明した場合は賞を取り消す。抗議文では「(賞の返還まで)連絡や説明が一切なく、対応が不誠実極まりない」と批判している。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。