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新藤監督次男、ロケ地落札できず

[2014年02月14日 12:30]

新藤監督次男、ロケ地落札できず

 2012年5月に100歳で死去した映画監督新藤兼人さんの代表作「裸の島」(1960年)のロケ地で、競売に掛けられた広島県三原市の無人島「宿禰島」の開札が14日、広島地裁福山支部であった。ゆかりの場所として残すため三原市に寄贈しようと入札した新藤監督の次男は落札できなかった。
 10件の入札があり、広島県福山市のアパート賃貸業上野光司さん(73)が約779万円で落札した。
 新藤監督の次男で近代映画協会の新藤次郎社長の入札額は302万円で「ここまで参加者が多いとは」と悔しそうに話した。俳優の柄本明さんら映画関係者と募金活動し約700人の賛同があったという。

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