北海道旭川市の三浦綾子記念文学館は10日、ことし1回限りで創設した「三浦綾子文学賞」の候補を、愛知県一宮市、平井利恵さんの「海萌える」、北海道別海町、河崎秋子さんの「颶風の王」、札幌市、越智道子さんの「神楽が聞こえる天の島」の3作品に絞ったと発表した。
受賞作は11月10日、同文学館での最終選考で決定。選考は一般公開し、現代詩作家の荒川洋治さんら3人の委員が、作品を講評する。受賞作は出版される。
同文学館によると、国内外から集まった170作品を、作家や大学教員など21人が審査し、3作品を選んだ。
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