岩手の「橋野鉄鉱山」を現地調査
来年の世界文化遺産登録を目指す「明治日本の産業革命遺産」(福岡など8県)の保全状況を確認するため、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)の専門家が27日、岩手県釜石市の「橋野鉄鉱山」を現地調査した。
イコモスの専門家は午前10時ごろ、市内の展示施設で鉄鉱山に関する説明を受けた後、現存する日本最古の洋式高炉跡のほか、普段は非公開となっている採掘場や運搬路などを約3時間かけて見て回った。
イコモスの現地調査は26日に静岡県の「韮山反射炉」で始まった。28日は鹿児島県を訪れる予定で、10月5日までに全8県で実施される。
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