長崎、元寇沈没船2隻目か
長崎県松浦市教育委員会と池田栄史琉球大教授(考古学)らの合同チームは2日、松浦市・鷹島沖の海底で鎌倉時代の元寇船とみられる木造沈没船を発見したことを明らかにした。構造が分かる状態での発見は2011年10月が初めてで、今回の船が元寇船と確認されれば2隻目となる。
保存状態は良好で、当時の船の構造など元寇の実態解明につながると期待される。
木造船は国史跡「鷹島神崎遺跡」の東約200メートル、深さ約14メートルの海底で見つかった。船体のうち船首部分から約10メートルが残っていることを確認した。後方部分は堆積物に埋まっているという。
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