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別子銅山の図録発見、江戸後期

[2014年10月09日 13:15]

別子銅山の図録発見、江戸後期

 別子銅山(愛媛県新居浜市)での江戸時代後期の生活ぶりを描いた図録が見つかったことが9日、分かった。市広瀬歴史記念館によると、別子銅山での仕事ぶりを描いた史料は存在するが、日常生活を描いた図録の発見は初めてという。
 図録は「銅山略式志」で、縦26・6センチ、横20センチ。盆踊りや秋祭りなど7場面を描いた9枚の絵図が見開きで収録されている。秋祭りの場面では、だんじりを担いで神社を出発する住民の行列が描かれている。
 江戸時代後期に別子銅山支配人を務めた北脇治右衛門(1797~1870年)が、1841~44年の間に編さんしたとみられる。

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