落語、6代目名人は鍼灸整骨院長
アマチュア落語家が話芸を競う「第6回社会人落語日本一決定戦」の決勝が5日、大阪府池田市で開かれ、同府交野市の鍼灸整骨院長、立の家猿之助(本名・永広正則)さん(44)が6代目名人に決まった。
立命館大の落語研究会出身で、第1回から挑戦しているという猿之助さんは、自身の仕事と古典の要素を合わせた創作落語「ほねつぎ蔵」を表情豊かに披露。「第2回で決勝に残り、もう一度と思っていた。本当に夢のよう」と喜んだ。
審査員長の桂文枝・上方落語協会会長は「どんぐりの背比べで、それだけ全体のレベルが上がった」と評価。314人が応募し、172人で予選を行い10人が決勝進出。
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