写真家石元泰博さんの常設展示室
戦後の日本写真界に新風を吹き込んだ写真家石元泰博さん(1921~2012年)の作品の常設展示室が12日、高知県立美術館(高知市)にオープンした。
この日は記念展が開かれ、米シカゴや東京の街を写した代表作など約30点のほか、愛用のカメラや家具を展示。訪れたファンは大胆な構図のモノクローム作品に見入っていた。
高知市から友人と訪れた会社員島村実那さん(36)は「独特の表現に引き込まれた。気軽に間近で見られるので何回も通いたい」と満足そうに話した。
石元さんの生前の意向で、プリントやフィルムなど計約20万枚が高知県に寄贈された。
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