二つ目専門寄席11日にオープン
真打ちになる前の「二つ目」の落語家と講談師が出演する専門寄席「神田連雀亭」が、11日に東京都千代田区神田須田町でオープンする。主宰はベテラン落語家の古今亭志ん輔さん。
二つ目は東京の落語家の階級で、前座と真打ちの間。出番が少なく、苦しい期間とされる。落語協会や落語芸術協会、円楽党、立川流など会派の垣根を越えた修練の場となる。
志ん輔さんは1日に記者会見を開き「今日は師匠(故古今亭志ん朝さん)の命日。師匠が二つ目の高座を何とか増やそうとしたことを思い出し、偶然ではない気がしてうれしい」と話した。料金は500円から千円、席数は35席。
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