TBSラジオは18日、50年以上にわたって放送してきた「全国こども電話相談室」が29日で終了すると発表した。子どもの質問に世相を反映してきた名物番組が、スマートフォンなどによる「検索」時代に幕を下ろす。
「こども電話相談室」が始まったのは1964年7月。「赤ちゃんはどうして生まれるの」「宇宙には果てがあるの」といった子どもたちの率直な疑問に、教育評論家で僧侶の無着成恭さんや放送タレントの永六輔さんらが生放送で回答してきた。
TBSラジオは「小中学生はパソコンやスマートフォンで調べることに慣れている。親子で聞ける番組を模索することにした」としている。
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