文楽の移動舞台をお披露目
人形浄瑠璃文楽を気軽に体験してもらおうと、日本財団が新調した移動舞台が完成し、東京都港区の六本木ヒルズの屋外広場で18日、お披露目された。「にっぽん文楽」と題した公演を同地で19日から4日間開き、今秋には大阪、来年以降は年2回のペースで各地を巡る。
都心に出現したヒノキの舞台は幅約20メートル、高さ約7メートル。開放的な雰囲気の中、舞台開きに続いて招待客向けの公演があり、関係者らが大阪発祥の伝統芸能を楽しんだ。
六本木ヒルズの「にっぽん文楽」ではお祝いの時の演目「二人三番叟」などを上演(雨天中止)。チケットは2千円(自由席)で、飲食しながら観劇できる。
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