ラトル氏がロンドン交響楽団へ
【ロンドン共同】ロンドン交響楽団は3日、英国人の世界的指揮者、サイモン・ラトル氏(60)を2017年9月に音楽監督に迎えると発表した。同氏は「これが私の最後の仕事だ」と抱負を語り、母国を代表する同楽団を長期にわたって率いる意向を明かした。
ラトル氏は02年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任し、世界最高水準とされる同楽団を長く指揮してきたが、契約満了となる18年8月をもって退任する予定。約1年間は、両楽団の音楽監督を兼任するという。
ラトル氏は、25歳でバーミンガム市交響楽団の首席指揮者となり、同楽団を世界に通用する水準に育て上げた。
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