原爆詩人の御庄さんしのぶ会
原民喜を中心とした広島の原爆文学の継承を続ける「広島花幻忌の会」は14日、設立時の世話人で1月に89歳で死去した被爆詩人御庄博実(本名・丸屋博)さんをしのぶ会を広島市で開き、関係者は詩を朗読し、思い出を語り合った。
御庄さんは原爆詩人として反戦反核を訴え続け、被爆医師としても在韓被爆者の治療や劣化ウラン弾の被害者支援に尽力した。1月18日に広島市内の病院で、肺炎で死去した。
生前親交のあった詩人らが御庄さんの詩を朗読すると、集まった関係者約30人が目を閉じて聞き入った。
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