ケニアで医療に従事した実在の日本人医師をモチーフにした映画「風に立つライオン」(3月14日公開)の完成披露舞台あいさつが東京都内で開かれ、主演俳優の大沢たかおらが、1カ月以上にわたる過酷なケニアロケを振り返った。
竜巻や砂ぼこりなど乾燥地帯特有の現象に苦しんだ大沢は「竜巻がやって来ても誰も助けてくれないので、かがんで耐えたんです。自分で自分を守る日々でした」と苦笑い。スタッフは機材を守るのに必死だったという。
看護師役の石原さとみは、大量のハエとの戦いを告白。「いいシーンほど、顔にハエが止まって大変でした。保湿をすると集まってくるんです」
他に三池崇史監督、俳優の萩原聖人、真木よう子、鈴木亮平、歌手のさだまさしが登壇した。
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