書店のリブロ、池袋本店閉店へ
書店チェーンのリブロ(東京都豊島区)は4日、東京の池袋本店を7月末までに閉店させることを明らかにした。同店が入居しているそごう・西武の西武池袋本店側との契約が満了となるため。リブロ企画室は「旗艦店であり営業を続けたかった。池袋を第一候補として、代替店舗を探している」としている。最終営業日は未定。
同店は床面積約3300平方メートル。西武百貨店(当時)の書籍コーナーが前身で、1980年代にセゾン文化の一角を担い、芸術や文学、思想書の先鋭的な品ぞろえで「ニューアカデミズム」ブームを支えた。
そごう・西武はリブロ退去後のテナントについて「未定」としている。
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