上方落語家の育成支援
民間からの寄付金で文化芸術活動を支援する「アーツサポート関西」は24日、若手落語家を支援する「上方落語若手噺家グランプリ」を6月に開催すると発表した。今後10年間にわたり、毎年1回開催。予選を突破した気鋭の若手が集まり、磨いた腕を競い合う。
アートコーポレーションの寺田千代乃社長から寄付を受けた500万円で支援基金を設けて開催。グランプリの大賞受賞者には基金から20万円の賞金が贈られるほか、上方落語普及のための宣伝も行う。
大阪市の天満天神繁昌亭で記者会見した上方落語協会の桂文枝会長は「このグランプリをきっかけに若手を売り出したい」と抱負を述べた。
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