日本橋が桜色に染まる
東京・日本橋で桜をモチーフにした電飾やライトアップが楽しめる「日本橋 桜フェスティバル」が6日から始まった。4月12日まで。
商業施設「コレド室町」の1と2の間にある「仲通り」には「花見舞台」が登場した。桜の木を模した装飾と、約2万個の桜色の発光ダイオード(LED)で桜が満開の様子を表現。あんどんやちょうちんも桜をモチーフにした模様に装いを変えた。
日本橋三越本店など、周辺の施設も桜色にライトアップ。国指定重要文化財の三井本館には桜の花びらをモチーフにした模様が映し出され、道行く人が足を止めて写真を撮っている。
食を芸術に高めた北大路魯山人の世界をテーマに、日本橋三井ホールで開幕したデジタルアート展「食べるアート展 L’art de Rosanjin―魯山人と新・美食倶楽部―」(3月24日まで)でも会場内に桜のオブジェが並ぶ。長さ約20メートルのテーブルには投影された桜の花びらが舞い、無地の器に柄や料理が立体的に浮かび上がる。
桜が描かれた白いスクリーンをバックにした幻想的な空間で、魯山人と関わりの深い名店「銀座 久兵衛」などの料理を味わうこともできる(別料金)。
日本橋で一足早い、花見気分を味わってはいかが。
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