作家の曽野綾子氏は18日、「アパルトヘイトを容認した」と南アフリカの駐日大使らから抗議された産経新聞掲載のコラムについて、撤回する意向がないことを明らかにした。共同通信の取材に文書で回答した。アパルトヘイト政策を支持しない考えも示した。
曽野氏は回答の中で、コラムの見解はアパルトヘイトの擁護だと指摘されたことに対し、「私はそう書いておりません」と否定した。
また「すべての個人が個性的魅力を持っています。アパルトヘイトなどやっていたら、そのすばらしさに出会えません」と答えた。
このコラムは「労働力不足と移民」と題して11日付の産経新聞の朝刊に掲載された。
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