播磨国風土記を能、狂言に
地誌「播磨国風土記」の編さん1300年を記念した能と狂言が制作され、国立能楽堂(東京都渋谷区)で16日、哲学者梅原猛さん(89)が書き下ろした新作能「針間」の一部が披露された。
風土記の中心となった兵庫県加西市による企画。新作狂言「根日女」は狂言師野村萬斎さん(48)が監修した。
梅原さんは「(自作の能の中では)今度が一番良く、やっと能作家として一人前になれた。現地で上演でき、こんなにすばらしいことはない」と話した。両演目は加西市内で5月4日に上演、5日は「根日女」を子ども狂言として披露する。
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