3月から戦争テーマの手塚治虫展
漫画家の故手塚治虫さんの作品のうち、戦争をテーマに10作品の直筆原稿190枚を展示する企画展が3月1日から兵庫県宝塚市の市立手塚治虫記念館で始まる。6月29日まで。
戦後70年に合わせた企画。記念館によると、手塚さんは終戦を迎えた1945年8月15日を自らの漫画の原点と位置付け「戦争を漫画で伝えたい」と話していたという。
展示する自筆原稿は、第2次世界大戦前後の日独を舞台にした「アドルフに告ぐ」や、手塚さんが旧制中学時代に経験した勤労動員や大阪空襲を描いた「紙の砦」など。どれも普段は東京の手塚プロダクションが保管している。
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