高畑監督、手描きは想像引き出す
【ロサンゼルス共同】22日(日本時間23日)に行われる第87回米アカデミー賞発表・授賞式に先立ち、長編アニメ賞の候補作品の監督らが一堂に会するイベントが19日(同20日)、カリフォルニア州ビバリーヒルズで開かれた。日本からは「かぐや姫の物語」の高畑勲監督らが登壇した。
同賞の候補作は他に、「ヒックとドラゴン2」「ベイマックス」など4作品。監督やプロデューサーが製作過程などを語った。
CGアニメが主流の中、手描きの線で表現した高畑監督は「(線で描いて)その背後にあるものを想像する、観客の想像力を引き出すことを狙った」と話し、会場から大きな拍手が湧いた。
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