宇治川の川底に堤状遺構、京都
世界遺産・平等院(京都府宇治市)近くの宇治川の川底から、石やくいで造った堤状遺構が見つかり、京都府埋蔵文化財調査研究センターが25日、発表した。
同センターによると、遺構の詳しい年代は不明だが、少なくとも江戸時代にはあったという。同センターは「流れが急な川なので、水流を弱めて船着き場などを守るために造られた可能性がある」としている。
発掘調査は宇治川の一部をせき止めて実施。川底の約1メートル下から、南北53メートル、東西5メートル、高さ最大0・5メートルの堤状遺構が見つかった。
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