文化庁は17日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産候補「山・鉾・屋台行事」に、岐阜県大垣市の「大垣祭のやま行事」を追加すると発表した。これにより山車や屋台が街を巡る18府県33件の祭りを一括推薦することになる。3月にも関係省庁連絡会議で正式決定し、あらためて推薦書をユネスコに提出する。
遺産登録の可否は、2016年11月に開かれるユネスコ政府間委員会で審査される見通しだ。
「山・鉾・屋台行事」は、既に遺産登録されている「京都祇園祭の山鉾行事」など2件に加え、山車などの特徴が共通する国の重要無形民俗文化財指定の祭りで構成。14年3月に推薦した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。