将棋、行方が名人初挑戦
将棋の羽生善治名人(44)への挑戦権を懸けた第73期名人戦A級順位戦のプレーオフ決勝は16日、大阪市の関西将棋会館で指され、行方尚史八段(41)が久保利明九段(39)を破り、名人初挑戦を決めた。
行方八段は青森県出身で1993年にプロ入り。2013年の王位戦でタイトル初挑戦した。今期の名人戦で初タイトルを狙う。居飛車党で終盤の正確さに定評がある。
7番勝負は4月8日、東京都内で開幕する。
今期のA級は行方八段、久保九段、渡辺明2冠、広瀬章人八段が6勝3敗で首位に並び、挑戦権獲得は4人のプレーオフに持ち越されていた。
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