薬師寺「食堂」復興、異色の競演
奈良市の薬師寺の主要伽藍の一つ「食堂」の復興事業は13日までに、日本画家の田渕俊夫さん(73)が壁画を、建築家の伊東豊雄さん(73)が内部設計を担当することが決まった。異色の“競演”について同日、東京都品川区の薬師寺東京別院で2人が発表した。
田渕さんは、既に完成させた「阿弥陀浄土図」(約6メートル四方)のほか、「仏教文化伝来と薬師寺縁起大壁画」(計14面、長さ計約45メートル、高さ約3メートル)を制作する。伊東さんは「雲海」をイメージした天井や、ステージと380席を備えた多目的スペースをデザイン。
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