洛中洛外図の特別展開催へ、京都
16世紀から江戸時代にかけて描かれた「洛中洛外図屏風」を集めた特別展「京を描く―洛中洛外図の時代―」が京都文化博物館(京都市中京区)で開催されるのを前に、27日、作品の数々が報道陣に公開された。
江戸前―中期に住吉具慶が制作し、近年確認された洛中洛外図屏風の右隻が初めて公開される。同博物館によると、祇園祭の前祭の山鉾23基が全て描かれた作品は、この右隻以外にはないという。六つ折りのびょうぶが左右に並ぶ六曲一双の状態で展示されるのも初。
特別展は3月1日~22日、同24日~4月12日に開かれる。展示される作品は六つの重要文化財を含む64点。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。