最大、最長の木版画がギネス認定
「被爆地の広島で世界一の版画を作り、世界に平和を訴えたい」。広島市の版画家君島龍輝さん(58)が、構想から約6年をかけて完成させた約400平方メートルの木版画が、世界最大、最長の木版画としてギネス記録に認定された。
版画は長さ約220メートル、幅約1・8メートル。畳242枚分に相当し、これまでのギネス記録を約55平方メートル更新した。妻と生まれてくる子どもへのプレゼントを探し、時空を超えて歴史を旅する男の姿を表現している。
君島さんは栃木県出身。2005年に広島市で個展を開き、「この地から平和を発信したい」と決意。06年に家族と一緒に広島市に移り住んだ。
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