小朝さん「日本の美伝える責任」
文化庁の2014年度芸術選奨の贈呈式が18日、東京都内のホテルで開かれ、文部科学大臣賞に選ばれた落語家の春風亭小朝さん(60)や、新人賞を受賞した映画監督の呉美保さん(38)らが表彰された。
東西落語の交流に尽力した功績などが認められた小朝さんは「日本人が何に美を見いだしてきたかを勉強し、お客さまに伝えるのが自分の責任と思いやってきた。受賞は励みになる」とあいさつ。
家族をテーマにした作品を撮り続けてきた呉さんは、自らの結婚について触れ「(妊娠・出産で)しばらく休むことになるが、いつか新しい家族の物語を映画で作りたい」と意気込みを語った。
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