出版社のハースト婦人画報のイブ・ブゴン社長と講談社の野間省伸社長は9日、東京都内で記者会見し、業務提携したと発表した。4月から、月刊誌「婦人画報」などハースト婦人画報社の全出版物の書店販売業務を講談社が請け負う。
ブゴン社長は「講談社の販売力、書店との関係の深さ」をメリットに挙げ、野間社長は「合同キャンペーンなどで書店を活性化させたい」と意気込みを見せた。
両社はともに女性誌を刊行しているが、購読者の年齢層の違いなどから競合関係にはないという。半年ほど前から業務提携を検討してきた。
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