宝塚101期生が卒業
タカラジェンヌを育てる兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校(伊木常雄校長)で2日、卒業式が開かれた。2年間の厳しい歌やダンスの稽古を乗り越えた101期生40人は、4月に初舞台を迎える。
卒業生は黒紋付きに深緑色のはかま姿で講堂に入場。名前を呼ばれると張りのある声で返事し、壇上で伊木校長から卒業証書を受け取った。
卒業生を代表し、高垣琴音さん=芸名・鷹翔千空、滋賀県草津市出身=が「2年間で学んだことは限りなく、生涯の宝物です。大切に抱き続け、夢に羽ばたきます」とあいさつ。会場にはすすり泣く声が響いた。
40人は2013年4月、競争率約22倍の試験を突破し入学した。
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