大災害から文化財守れ
地震などの大規模災害から文化財をどう守るかを話し合う国際専門家会合が11日、東京都内で始まった。歴史的建物の修復や防災対策の研究者ら約60人が国内外から参加。東日本大震災の経験などを共有し、各国の対策促進につなげる狙いがある。
日程は13日までの3日間。被災した文化財の早期修復に当たる専門家のネットワークを構築しておく必要性や、地震被害を軽減する建築技術を生かしたまちづくりなどについて話し合う。成果は文書にまとめ、14日に開幕する国連防災世界会議の議論にも反映させる。
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