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菱田春草のびょうぶ絵発見

[2015年03月04日 20:14]

 国指定重要文化財「落葉」「黒き猫」などを描いた明治時代の代表的な日本画家で、長野県飯田市出身の菱田春草(1874~1911年)による未完成のびょうぶ絵「雨中美人」が見つかったと4日、市が発表した。市美術博物館が21日から開く特別展で展示する。
 同館の槙村洋介学芸員によると、春草が1910年の第4回文部省美術展覧会に出品しようと制作に取りかかったが中断した作品で、下絵の一部は以前から知られていた。「春草は風景や動植物を描いた印象が強い。人物画の全体像が分かる貴重な発見だ」と評価している。
 六つ折りのびょうぶが左右に並ぶ「六曲一双」の作品で、絵は計12枚。

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