文化庁は14日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産を目指す「和紙 日本の手漉和紙技術」の登録審査が、日本時間の26日深夜から翌27日未明にかけ、フランス・パリで行われる見通しになったと発表した。事前審査の結果を踏まえ、登録が正式決定する見込みだ。
審査はユネスコ政府間委員会が行う。「和紙」は46件ある候補のうち22番目に審査される。進行が遅れれば、決定は27日午後にずれ込む可能性もあるという。
候補になっているのは、伝統的な手すき技術を守り、国の重要無形文化財に指定されている細川紙(埼玉県)と本美濃紙(岐阜県)、石州半紙(島根県)。
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