柳葉敏郎、警備員のボスに
俳優の柳葉敏郎が、ディズニーのBS無料チャンネル「Dlife」の連続ドラマ「東京ガードセンター」(4月10日放送開始)で主演する。
ドラマの舞台は、警備会社の指令室「東京城南ガードセンター」。顧客から通報を受けたり、現場警備員を指揮したりするのが主な任務だ。柳葉はセンター長を演じる。
これまで警察官や医師など、さまざまなリーダーを演じてきた柳葉だが、警備の世界は初めて。「警備会社への信頼を高めていただけるよう頑張ります」と意気込んだ。
柳葉は「僕自身も警備会社にはお世話になっています」。それでも今回のドラマに携わるまで、指令室の存在は知らなかった。「目からうろこでした。警備会社と契約するとき、そこまで考えないですから。『高いなあ。でも守ってくれるんだから、お金には替えられないなあ』って思うくらいですよね」
ドラマには、柳葉が人命最優先を説くシーンも。「現場の気持ちや動向を大事にする。そこに愛がある。人の血が通っている」と熱く語った。
部下を演じる若手俳優も、警備会社への理解を深めた様子。中村蒼は「より、ありがたみを感じるようになった」。高梨臨も「私もCMを見るくらいでしたが、身近な存在になりました」。
「東京―」は、Dlifeが制作する初の日本ドラマ。柳葉は「やりがいが大きい」と意欲満々。部下役の2人の印象を聞かれると「いいなあ。若いのって。戻りたいなあ」と笑いを誘った。
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