日本を代表する帽子デザイナーの平田暁夫(ひらた・あきお=本名市瀬静雄=いちせ・しずお)さんが、19日午後4時50分、肺炎のため東京都内の病院で死去した。89歳。長野県出身。葬儀・告別式は近親者のみで行った。5月にお別れの会を開く。喪主は妻の市瀬恭子(いちせ・きょうこ)さん。
10代で東京・銀座の帽子店に入り、1962年にフランスに渡ってパリでオートクチュールの帽子作りを修業した。帰国後、71年から2000年まで平田暁夫帽子教室を主宰した。数々のファッションショーの帽子作りを担当し、皇后さまをはじめ皇族の帽子も手掛けた。
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