京都御苑(京都市上京区)の南西にある閑院宮邸跡で、明治後期から大正末期に造られたとされる庭園が復元され、環境省京都御苑管理事務所は26日、一般公開を始めた。
管理事務所によると、庭園は閑院宮邸跡の西側部分約1900平方メートル。一部が損壊していることもあり非公開だったが、残された写真や図面などを参考に、2012年12月から復元工事を進めていた。
庭園では海辺の景色を表現した意匠「州浜」や、池に水を導く「遣水」と呼ばれる伝統的手法を見ることができる。公開は平日、土日とも午前9時~午後4時半。無料。
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