特定の人物が十数年作曲
広島市出身の被爆2世で両耳が聞こえない作曲家佐村河内守さん(50)が実際は曲作りをしていなかった問題で5日、レコード会社やコンサート企画会社などが対応に追われた。
日本コロムビアは、佐村河内さんのCDの出荷やインターネット配信の停止を決定。同社は「結果として作曲者については不適切な表示をし、創作活動の背景なども誤った表現だった。深くおわび申し上げる」とコメントした。
音楽出版社「東京ハッスルコピー」も予定していた楽譜の発売を中止。本人から、自分が作った曲ではないとするメールが届いた。
佐村河内さんの代理人によると、作品は十数年前から特定の別の人物が作曲。
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