官兵衛かぶとで戦国気分
福岡市博物館は、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の主人公・黒田官兵衛が使っていたかぶとのレプリカを制作、着用体験できるコーナーを設けた。博物館の堀本一繁学芸員は「本物そっくりな質感と重さを感じ当時に思いをはせてほしい」と来場を呼び掛けている。
「官兵衛の赤合子」と呼ばれ敵に恐れられた赤色かぶとは、高さ約20センチ、重さ2・3キロのおわん形。当時と同様に鉄板を張り合わせて作り、漆を塗った。
博物館はよろいのレプリカも制作。かぶとと合わせると約11キロの重さになる。よろいは着用するのに約30分かかり混雑が予想されるため、着用体験は5月に開催するイベントのみ。
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